私がマンションを購入してから半年。今はとても満足したおひとり様生活を満喫してます。特に不便なこともなく、後悔もしていません。
しかし、ゆっくり振り返ってみると、、、
- 内見で見るポイントをもっと知っておけばよかった…
- 不動産屋さんに任せっきりで住宅ローン組んだけど、もっと合った商品あったのでは?
- 税金の知識をつけておいたら、もっと上手に節税できたのでは?
- リフォーム工事に入る時期間をちゃんと計画しておけばよかった…
など…、今になって勉強不足だったなぁと感じることが多々あります。
この記事では、50代独身の私がマンション購入の経験をもとに購入前に絶対チェックしてほしいポイントをまとめました。
これから「マンションを買いたいけど、何から調べたらいいか分からない…」と方へ、きっと役に立つ内容になってますので、ぜひ最後までご覧ください♪
50歳独身女性目線でチェックしたい内見ポイン
内見は、写真や図面ではわからない“暮らし心地”を確認できる貴重なチャンス。
目に見えてる内装や設備だけではなく「本当にこの部屋で大丈夫?」「住みやすい?老後も安心?」と、あえてマイナス要素を探すことも大切!
私が購入した後に感じたポイントも交えて紹介していきます♪
バリアフリーや段差の有無
最近では当たり前のバリアフリーですが、築年数の経っているマンションは、バリアフリーになっていないところもあります。
歳を取った時のことも考えて、段差が少ないかを見るのは大事なポイント!
私はこのチェックを完全に見逃してました。実際に住んでみてから段差の多さに気が付いて、慣れるまではかなりつま先をぶつけました(笑)
お掃除ロボットも、ほぼダイニングキッチンしか掃除してくれません…
日当たり・風通し・窓からの景色
窓からの景色は重要ポイントだと思います。
大きくて開放的な窓は魅力的ですよね。でも目の前に家や道路があっては、結局カーテンを閉めっぱなしになるかもしれません。
実際に住んでるイメージをするために、立ったままだけではなく座ってみた景色も確認するといいでしょう。
我が家はバルコニーに面した部分がほぼ全面窓。
とても明るく開放的で気に入ったのですが、西向きで目の前に日差しを遮る建物もない為、今から夏の西日対策に頭を悩ませてます…
音の環境は大丈夫か
周囲の音(上の階・隣・道路)は思ったより響くこともあります。
物音が気になる人もいれば、静かすぎるのが苦手な人もいますよね。
時間帯を変えて何回か内見させてもらうと違った雰囲気を感じることができます。
もし可能であれば平日の夜・休日の昼過ぎなど、何度か足を運んでみましょう。
昼、夜2回内見させてもらいましたが、その時から静かなところも気に入ってました。実際住んでみると「隣接してる部屋は無人か?」と思うほど想像以上に静かで大満足です(^^)
エントランスや共用部がきれいに保たれているか

オートロックや防犯カメラなどの防犯対策はもちろんたいせつです。
それとともにチェックしてもらいたいのが、エントランスや共用部がきれいに保たれているかどうか。
マンションの“顔”ともいえるエントランスや共用部。ここが整理整頓されていて清潔感があるかどうかは、住んでからの快適さにも大きく関わってきます。
たとえば、ポスト周りにチラシが散乱していたり、掲示板が古いままだったりすると、管理が行き届いていないサインかもしれません。反対に、花壇に手が入っていたり、掃除が行き届いていると、住民の意識や管理会社の対応にも期待が持てます。
エントランス・廊下・ごみ置き場まで至る所がとても清潔に保たれていて、毎日とても気持ちよく生活できてます。
ある日管理人さんが植込みの奥の方まで落ち葉や枯れ枝を回収していて、〝そんなとこまで入って掃除してるの?!〟と、とても感動しました。
長く住むからこそ、とても重要なポイントだと思いました。
周辺の暮らしやすさ
間取りや内装だけでなく、〝その街で“年を重ねながら安心して暮らせるか〟も大切なポイントです。
駅までの道に坂がないか、夜道が暗くないか、スーパーや病院が近くにあるかなど、将来を見据えてチェックしておきましょう。
今は大丈夫でも、歳を重ねたときに「ちょっと大変かも…」と思う場所は避けるのが安心です。
マンション内見・環境チェックリスト!
✅ マンションのチェックリスト
✅ 立地・周辺環境のチェックリスト
マンションの修繕履歴や管理体制を確認

マンション選びでは、お部屋の中にばかり目が行きがちですよね。でも、「建物全体の健康状態」を知ることが、実はとっても大事なんです!
たとえば、築年数が古い場合、エレベーターや配管などの共用部分が傷んでいて、近い将来、大規模な修繕が必要になることも。もし築年数が古いくても、定期的にきちんと修繕されているマンションなら、長く安心して住み続けられます。
将来も安心して住むために、ちょっと一歩踏み込んだチェックをしてみましょう!
管理組合・管理会社の評判を調べる
マンションって、買って終わりじゃないんですよね。
むしろ、買ってからの「管理」がちゃんとしているかどうかで、快適さも資産価値もガラッと変わってきます。
マンション管理チェックリスト!
✅ 築年数・修繕履歴チェックリスト
✅ 管理状態のチェックリスト
将来のライフプランを明確にする

マンション購入は、「どんなふうに生きていきたいか」を見つめ直すタイミングでもあります。
たとえば——
・今後もずっと一人で暮らしていくのか、親やきょうだいとの距離感はどうするか
・いざというとき、誰に頼るのか、どこに相談できるのか
・仕事をいつまで続けたいか、セカンドキャリアや趣味に時間を使いたいか
・人とのつながりをどのくらい持っていたいか(地域のコミュニティ、孤独対策など)
こうした“暮らし方のイメージ”を先に持っておくと、その暮らしに合った場所・間取り・設備を選びやすくなります。
「このマンションで、安心して年を重ねていけるかな?」
そんな視点で未来を描くことが、後悔しない選択につながります。
私は「自然を感じられる場所」にこだわって物件を探しました。
今の家は玄関を出るとすぐ山の景色が見るので、朝から元気をもらってます。
私の中ではマンションの値段の次に妥協できないポイントだったので、とても満足しています。
“そもそもマンション選びって、どこから始めたらいいの?”
そんな方には、大阪ガスグループの「マイリノ」がお勧めです。初心者向けや50代向けの無料セミナーを多く開催されているので、話を聞くだけでもヒントが沢山あります。
今ならセミナーに参加するだけで期間限定でAmazonギフトカードがもらえるキャンペーンもやっています(2025年4~6月まで!)
この機会にいろんな情報をゲットしてみては?!
「マイノリ」に興味がある方はこちらの記事をご覧ください。
自分に合った“ムリのない資金計画”を

住宅ローンは複数社で事前審査を受ける
住宅ローンって、「年齢的に通るのかな?」「なんだか難しそう…」と不安になりますよね。
でも実は、金融機関によって条件や対応が大きく違うので、最初から一社に決めてしまうのはもったいないんです。
たとえば、ある銀行では年齢的に通らなかったのに、別のところではスムーズに審査が通った…なんてことも。金利や返済年数、団信(団体信用生命保険)の内容にも違いがあるので、必ず2〜3社に事前審査を申し込んで比べてみましょう。
自分にとってベストな選択肢を見つけてください!
※団体信用生命保険付き住宅ローンについては、こちらの記事をご覧ください。
頭金ゼロでも安心?本当の「初期費用」を計算
「頭金ゼロでも買える!」って広告、最近よく見かけますよね。
しかし、マンション購入には頭金以外にも“初期費用”がいろいろとかかるので注意が必要です。
たとえば、仲介手数料、登記費用、ローンの事務手数料、火災保険料…。
さらに、引っ越し代や新しい家具・家電の購入費まで考えると、数十万円〜100万円以上になることも珍しくありません。
「頭金ゼロ=完全ノーコスト」ではないので、“買ったあとに焦らないように”初期費用を把握しておくのが安心です。
🧾 住宅ローン初期費用・参考見積もり(借入額2,000万円・変動金利の場合)
【モデルケース】
- 借入額:2,000万円
- 返済期間:25年(300回)
- 金利タイプ:変動金利
- 適用金利:年0.7%(2025年5月現在の平均的な変動金利)
- 返済方法:元利均等返済
- ボーナス払い:なし
- 家具購入費:なし
- 引っ越し費用:10万円
【毎月の返済額と総返済額】
- 毎月の返済額:約73,000円
- 総返済額:約2,190万円
※金利や返済方法により変動しますので、詳細なシミュレーションは金融機関のサイト等でご確認ください。
🧾 初期費用の内訳(概算)
項目 | 金額(概算) |
---|---|
仲介手数料(物件価格の3%+6万円) | 約66万円 |
登記費用(登録免許税・司法書士報酬) | 約20万円 |
ローン事務手数料(金融機関により異なる) | 約33万円 |
火災保険料(10年分一括払い) | 約15万円 |
印紙税(契約書に貼付) | 約2万円 |
引っ越し費用 | 約10万円 |
合計 | 約146万円 |
※上記は概算であり、物件価格や金融機関、保険会社等により異なります。
- 頭金ゼロでも、初期費用として約150万円程度は必要となります。
- 金利や手数料は金融機関によって異なるため、複数の金融機関で事前審査を受け、比較検討することが重要です。
- 引っ越し費用や家具・家電の購入費など、生活開始に必要な費用も考慮して、余裕を持った資金計画を立てましょう。
ご自身の具体的な条件での詳細なシミュレーションは、以下のサイトで行うことができます
- 価格.com : https://kakaku.com/housing-loan/simulation
- みずほ銀行 :https://www.mizuhobank.co.jp/loan_housing/net_simulation/index.html
これらのツールを活用して、より正確な資金計画を立ててみましょう。
入居のタイミングで損するかも?!
私は中古のマンションを購入して、リフォーム工事をしました。
工事の時期が年末年始に掛かってしまったことで、無駄な出費がかさみ、住宅ローン減税も損することになってしまいました。
※マンション購入予定が年末に掛かりそうな方は、別記事で詳しく説明してるこちらの記事をご覧ください。
ここに決めた!確信するまで、何回も見に行こう!
50代でマンションを買うということは、「終の棲家」として探す人が多いのではないでしょうか。
実際私もここで最後を迎える覚悟で買いました(笑)
住宅ローンという借金を抱えてまで決意して買うマンション、失敗は許されません。
だからこそ、購入を決める前に“こんなとこまで?!”と思う部分までしっかりと見極めて欲しいと思い、私なりにチェックリストを作ってみました。
何度も不動産屋さんに同じ物件の内見をお願いするのは、ちょっと気が引ける方もいるかもしれません。でも、ここは心を鬼にして、自分が納得できるまで何度でも足を運んでください。
そして、少しでも違和感を感じたら、ほかのマンションを探してください。
\最後にひとこと/
どんな条件よりも、
「この家で、これからの私を大事にできるか」がいちばん大切。
50代の今だからこそ、これからの時間をどう過ごしたいか、どんな場所で暮らしたいか。
その想いを、住まいに込めてください。
素敵なマンションとの出会いがありますように
