毎月払い続ける家賃、「もったいないな…」と思っているのは、きっと私だけじゃないはずです。
私の年収は世間の平均以下(50代独身女性、正社員の全国平均年収は約420万?!)。住宅ローンだって組めるわけがない、とマイホームの夢は諦めていたんですが…
見つかったんです!無理なく購入できる物件が!
そして私の年収(350万円程度)でも住宅ローンが借りれたんです!
そうです。50代独身、平均年収以下、貯金もほぼナシ。こんな私でもマイホームを手に入れることが叶ったんです!
はじめは何も調べず、勝手に「どうせ無理でしょ…」「買っても返済とか固定資産税とか、いろいろ大変そうだし…」と思い込んでいました。
でも、いざ動き始めるとどんどん現実味が出てきて、「これならいける!」と確信したんです。
私が物件をを決めた具体的な経緯と、私でも通った住宅ローンの審査基準について詳しくご紹介していきます。
物件探し
気になる条件で物件検索すると、思った以上に出てくるんです!
しかも、今の賃貸より魅力的な物件もあって、ますます熱が上がってきました(笑)
私が実際に設定した条件はこちら↓
- 〇〇市
- 駅から徒歩15分以内(車を持っていないので)
- 物件価格 ~2000万
あくまでも物件金額は“このくらいまでなら買えるかなぁ”と漠然とした金額で設定しました。
低すぎたかな~と思ったけど、意外と出てくるね!でも、この条件で出てくるのはほとんどが築50年以上の戸建て(というか、テラスハウス?長屋ってやつ)
いや、さすがに自分より年上の家はねぇ…
設定が広過ぎるので、物件価格を1000万~2000万へ変更してみたら、戸建て・マンション共に5件ずつくらいHIT!うんうん、悪くないんじゃない?むしろ今の賃貸マンションより条件いいやん!
これはやっぱり買ったほうがよさそうやな~🎵 テンション上がってきた~✨

……いや、ちょっと待って。
今の私の収入&経済状況でローン組めるのか?
それに、返済額は毎月いくらになるんだ?!
当然何の計画もしていないので、頭金も貯めてないしそもそも私の年収でどれくらい融資が受けれるかも全く調べてないやんか…。しかも、今から住宅ローンを組もうと思ったら……怖っ?!
でも今の家賃を生涯払い続けることを考えたら、結局返済が続くのも同じなんだよね…
※今の賃貸料金と同じ金額で買える物件価格を出してみたので、詳しくはこちらの記事を参考にご覧ください。
住宅ローン審査ってどんな基準があるの?

上がりきってしまったテンションは抑えきれないとこまで来てしまったので、現実を把握しないと。。。まずは冷静に、住宅ローンを組む条件から調べることにしました。
金融機関が行う住宅ローン審査の基準はどのようなものがあるのでしょうか。
国土交通省の調査によると、金融機関が住宅ローンを貸すときに重視する項目は以下のとおり。
完済時年齢 98.5%
健康状態 96.6%
借入時年齢 90.0%
年収 94.0%
勤続年数 93.6%
返済負担率 92.0%
担保評価 91.8%
※「お金のインデックス セゾンファンデックス」より引用
ポイント①:年齢の壁
住宅ローンの年齢に関する審査基準には、「借入時年齢」と「完済時年齢」があり、多くの金融機関で年齢制限が設けられています。
- 借入時:20歳以上~75歳未満
- 完済時:80歳未満が条件
ここで注意しなければいけないのは、借入期間です。
48歳の人がローンを組むと、完済時80歳未満の条件から最長でも31年のローンしか組めません。
年齢はまさに“逆算”が必要なんですね。
ポイント②:健康状態=団信に入れるかどうか
多くの金融機関では、住宅ローンを組む際に、団体信用生命保険(以下、団信)の加入が融資条件になっているため、健康状態が審査項目とされています。
団信とは、住宅ローン返済中の加入者死亡など、万が一のことがあった場合に、保険金で住宅ローンが完済される保険です。
健康状態に問題がある場合は、団信に加入できない場合には住宅ローンの審査に通らなくなります。
※団体信用生命付き住宅ローンについては、こちらの記事を参考にしてください。
ポイント③:担保評価ってなに?
金融機関は住宅ローンの借り手に対し長期にわたって貸付けを行います。
ローンを貸す側としては「もし返せなくなったとき」に備えて、購入する物件を担保にします。
もし住宅ローンの返済ができなくなった場合、金融機関はその担保となっている不動産を売却し、回収を行うこともあります。
つまり、物件そのものの価値(=担保評価額)が低いと、審査が通りにくいということです。
借地権が設定されている場合や築年数が古い中古住宅の場合は、担保評価額が下がる傾向にあるので、最悪の場合には審査が通らないこともあります。
※担保評価額(物件評価額)について、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
ポイント④:年収・勤続年数
収入がないと住宅ローンの返済はできないので、年収やその安定性は大きな審査ポイントになります。
勤務先の安定性や勤続年数、年収から判断されます。一般的な最低ラインの基準は、
- 勤続1年以上
- 年収100万円以上
年収100万円以上の基準、実は住民税が課税されるか・されないかの境目でもあるんです。
独身の私のような単身世帯だと、住民税が非課税になるラインは年収およそ100万円以下。
つまり、「非課税世帯ではない=課税対象の収入がある」ってことなので、住宅ローンの審査でも“最低ラインはクリアしている”と考えてOK!

あれ、思ってたより基準低いかも!
年収の基準はもっと高いと勝手に思い込んでたわ!
(※ただし、個人事業主や経営者の審査はこの点を厳しく審査される傾向にあります。)
【まとめ】50代・独身・貯金ほぼゼロでも、マイホームは夢じゃなかった!
正直、「この年齢・この年収・この貯金額で家なんて買えるわけがない」と、私もずっと思っていました。
でも、実際に行動してみたら――現実は、想像していたよりもずっと“やさしかった”んです。
ポイントは、「現実を知ること」と「自分に合う物件をあきらめずに探すこと」。
✔ 年収350万円でも住宅ローンは組める
✔ 預金100万円以下でも購入できる物件はある
✔ 審査基準を知れば、自分の立ち位置が見えてくる
不安は尽きないけど、知らないことで勝手にあきらめるのはもったいない。
「もしかして、私にも買えるかも?」そう思ったら、それはきっとチャンスです。
私と同じように「50代・独身・年収少なめ・貯金も不安」なあなたへ。
あなたにも、手の届くマイホームがきっとあるはずです。
焦らず、でも諦めずに一歩ずつ、未来の“安心できる居場所”を探してみませんか?
住宅ローンについてもっと詳しく知りたい方はこちらもチェック↓

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