【固定資産税分を取り戻せ!】マンション購入後にやった固定費節約術

家とカバンと電卓がテーブルに置いてある画像 節約
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賃貸マンションに住んでいた時は、まったく必要なかった固定資産税。購入前から分かっていたことだけど、やはり自宅に振り込み用紙が届くとため息が出てしまう…

我が家の固定資産税は約8万。賃貸に住んでいた時よりも年間の出費が最低8万は増えたということだ。

もちろん承知の上でマンションを購入した。もし払わなくても済むなら払いたくないが、そんな訳にもいかない。じゃあどうする?

その出費と同じ金額だけ節約できれば問題ないのではないか?!そう思い、火災保険や光熱費など固定費の見直しを始めました。

その結果、固定費の見直しだけでナント年間約11万円の節約に成功!そうです。固定資産税の金額以上の節約に成功したのです!

私が固定費の見直しをしただけで、無理なく節約できた方法をお伝えしていきます。

ずぼらな私でも簡単にできた方法で、ぜひ皆さんも固定資産税分の支出を取り戻してください。

マンション購入後に増える出費トップ3

お金・電卓・通帳が置いてるテーブルに男性のミニチュア

節約を試みる前に、まずは増える出費について確認しておきましょう。

この出費は、毎月・毎年・数年に1度と必ず発生するので、支出に備えておくことが大切です。

固定資産税

マンションを所有すると、毎年必ず支払わなければならないのが「固定資産税」です。
さらに、エリアによっては「都市計画税」もあわせて課税されます。

例えば、都内で3,000万円台のマンションを購入した場合、年間の固定資産税・都市計画税は合わせて10万円前後かかることも。

この固定資産税の算出方法には物件の評価額がかかわってきます。おおむね築10年以上のマンションは物件評価額が下がる傾向にあるので、固定資産税額は下がっていく傾向にあります。

例えば築40年のマンションは、20年前(築20年)と比べて固定資産税が約35%減少しているのが一般的です。(オウチーノニュースより引用:https://o-uccino.com/front/articles/48403

固定資産税を知りたい場合は、LUFTの固定資産税シュミレーターが便利です。土地や建物の情報を入力するだけで、おおよその税額がわかります。
出典:LUFT https://www.luft.co.jp/cgi/fixed-asset-tax.php

管理費・修繕積立費

マンション購入後、毎月かかる費用として忘れてはいけないのが、「管理費」と「修繕積立金」です。
これらはマンションという“共同住宅”を安全・快適に維持するために必要な経費であり、家賃のように毎月出ていく固定費となります。

管理費

分譲マンションでは、建物全体を維持・管理するための費用として「管理費」が毎月かかります。
これは、エレベーターや共用廊下、エントランスなどの清掃・点検・管理人の人件費などに充てられるもので、賃貸マンションでいう「共益費」に当たります。

金額は物件によって異なりますが、月1万円〜2万円台が一般的。
規模の大きいマンションや、コンシェルジュ・ラウンジなどの共用施設が充実している物件では、それ以上になるケースもあります。

修繕積立費

こちらも管理費と同様、毎月の出費となります。賃貸マンションにはない項目なので、固定資産税同様、分譲ならではの支出になります。

当初は5,000円〜1万円前後の設定が多いですが、注意が必要なのはその“変動性”。
築年数の経過とともに、段階的に金額が上がっていくケースが多く、将来的に月2〜3万円になることもあります。

また、マンション全体での合意によって一時的に「一括徴収」されるケースもゼロではないため、購入前には「長期修繕計画書」もチェックしておきましょう。

火災保険

マンション購入時の火災保険加入。実は法律上は任意加入(義務ではない)なんです。

ただし、住宅ローンを利用する場合、ほとんどの金融機関で火災保険への加入が融資の条件となっているのが現状です。

住宅購入時につい勧められるがままに加入しがちですが、不要な補償が含まれていたり他社より高くなるケースもあります。金融機関が指定する保険に必ずしも加入する必要はないので、見積一括サイトなどで比べてみることが大切です。

私が住宅ローンの手続きの時に勧められたのは、S保の商品で契約期間5年一括払いで約93,000円でした。後日一括見積サイトで調べたところ、同程度の保証で契約期間5年で約48,000円の所品が見つかったので、迷わずR保に決めました!

5年で45,000円。1年に置き換えると約9,000円の節約に成功です!

私も使用したSBIホールディングス株式会社の一括見積。各社の保険料、補償内容、サービスなどを簡単に比べて選ぶことができます。 もちろんサービスのご利用は無料!いまなら全員にセブンプレミアム カフェラテ1杯プレゼントもやっているので、試しにどれくらい金額が変わるかチェックしてください!

火災保険の一括見積もりはこちら

ちなみに、賃貸物件に住んでいると当たり前のように送られてくる火災保険の振込用紙。実はこの火災保険も、自分で選んだ商品に加入してOKなんです!

固定資産税と火災保険の金額は年々下がる傾向にある一方、管理費・修繕積立費は上がる傾向にあります。

固定費を見直そう!

節約を考えたときに最初に取り組みたいのは、毎月の固定費。

一度見直しするとずっと節約効果が続くので、最初の手間さえクリアすれば簡単に効果が表れます。

電気・ガスのプランを見直そう!

正直、今までずっと「なんとなく」で契約していた電気とガス。
引っ越しを機に、「せっかくだから」と調べてみたら、驚くほどいろんな選択肢があることを知りました。

実は、地域やライフスタイルによってもっとお得なプランに切り替えられるケースが多いんです。
私も実際に比較サービスの【エネチェンジ】でシュミレーションした結果、見直し後は電気・ガス合わせて約1,500/月の節約。年間で約18,000円も節約に成功です!

これは、マンション購入検討していない方のも十分お勧めできるサービスですので、ぜひ一度シュミレーションしてみてください。

\▼今の料金と比べるだけでも価値あり!/

ネット回線を見直そう!

携帯電話と提携してネット回線も同時に申し込みしてる人が多いと思います。
携帯電話とセットの申し込みでどれくらい安くなるのか。もしくは、別々の契約ででもっと安くなるのか。表で見ていきましょう。

【携帯キャリアとネット回線のセット割比較表(2025年最新版)】

携帯会社対象ネット回線セット割の名称割引額(月額)マンションタイプ月額料金(税込)備考
au
(UQモバイル)
auひかりauスマートバリュー最大1,100円/1回線約4,180円〜固定電話契約が必要な場合あり。集合住宅の設備状況により料金変動あり。
ドコモ
ドコモ光ドコモ光セット割最大1,210円/1回線約4,400円〜プロバイダによって料金が変わる。定期契約あり/なしで価格変動。
SoftBank

(ymobile)
SoftBank 光おうち割 光セット最大1,100円/1回線約4,180円〜固定電話オプションが必要な場合あり。
  • マンションタイプは、建物の設備状況(VDSLや光配線方式など)によって速度や料金が変わることも。
  • 各社ともキャンペーンで初期費用無料・キャッシュバックなどがもあるので、契約前に公式サイトや代理店をチェック!

※割引額はプランによって変動する場合があります。
※家族のスマホも割引対象になることが多いので、まとめて見直すとさらにお得!

引っ越しする前は、そのマンションで安く加入できる回線を使っていました。安いと思って加入したのに、ネット代+携帯代で月額約9,000円。

ちなみに私の携帯電話はソフトバンクグループのymobileです。
引っ越し後の見直しで、Softbank光に加入。セット割で携帯代が1,100円割引されたこともあり月額約7,500円に!見直しだけで年間18,000円も節約になりました!

この大手3社以外の人、もしくは「これ以外もっと安くなる回線を知りたい!」という方は、こちらの表で見てみましょう。

回線サービス名特徴キャンペーン内容月額料金(マンション)
excite光シンプルで安い/全国対応初期費用無料キャンペーンあり約3,696円~
eo光(注1)関西エリア限定/格安で高速1年間月額980円キャンペーン約2,839円~
ピカラ光四国エリア限定/地域密着乗り換えでお得なキャンペーン約3,200円~
メガエッグ光中国地方限定/電力会社系で安心月額割引+キャッシュバック約3,520円~
BBIQ九州エリア限定/安定した通信と評判WEB限定特典+キャッシュバック約3,300円~
コミュファ光東海エリア限定/顧客満足度5年連続No.1工事費無料+高額キャッシュバック約4,070円~

この表で見ると、地域限定のサービスがお得になることが分かりますね!

kananosuke
kananosuke

再度見直しをしたところ、関西在住の私はeo光(注1)に乗り換えて
さらに約800円/月の節約に成功!
これで引っ越し前より年間約22,800円も節約できました!

注1:マンションタイプの契約は、サイトの一番下にある「マンションのお客様→サービス→eo光ネット」より申し込み可能です。↓

ネット回線の比較を別記事で詳しく説明してます。見直しに興味のある方はこちらをどうぞ

ネット回線と光熱費合わせて見直しが断然お得!

最近では「電気+携帯+ネット」をセットで安くするプランも増えてきています。
参考に大手携帯会社3社の料金やセット割を比較してみました。

会社名インターネット+携帯割引電気・ガスセット割ポイント還元備考
ドコモ光スマホ最大1,210円/月割引(ドコモ光セット割)ドコモでんき+ガスでdポイント還元率UP最大2%(dポイント)ahamoは対象外、dカード必要
auひかりスマホ最大1,100円/月割引(自宅セット割)auでんき+ガスでガス料金3%割引最大1.5%(Pontaポイント)UQ mobileも対象。対象エリアあり
ソフトバンク光スマホ最大1,100円/月割引(おうち割 光セット)でんき+ガスでスマホ料金110円/月割引1%(PayPayポイント)3年目以降は55円/月割引。最大10回線適用

生命保険を見直そう!

保険見直しの文字とお金、計算機、メモ帳が置いてあるイメージイラスト

高い料金を支払っているにも関わらず、あまり内容を把握せずに入っていませんか?

新入社員として入った会社で、昼休みに大手保険会社の人に声をかけられて「あなたにはこれが必要ですよ!」と言われ、「わからないけど必要なんだ…」と勧められるまま入ってしまったことありませんか?

実は私もその中の一人です(笑)さすがに20代で入った保険は見直しましたが…。

もっと安くしたいと思って頼んだ見直しも、保険会社の人に「これは付けた方が安心ですよ!」と勧められ…。結局、生命保険+医療保険で約11,000円もの保険代を支払っていました。

その保障必要ですか?!

【死亡保障】

私が39歳の時に「40代になったら保険料UPしますよ!」と言われ、慌てて見直した保険。

節約するため引っ越し後(52歳)に契約内容を見てみると、死亡保険が800万になっていました。
39歳の時は結婚もしていて小学生~高校生の子供が3人。まあ、妥当な金額かもしれない。(←実はこれもよくわかっていなかった)

しかし今はシングルになり、子供も全員社会人になった。会社が入ってくれている保険に、死亡保険金200万がある。…ということは、もう死亡保障まるっといらないのでは?

ということで無駄に支払っていた死亡保障≒3,000円/月は解約し、年間≒36,000円の節約に成功!

仮に300万円の死亡保障だと、40代と50代で約2000円も月額料が変わるケースもあります。10年前とはライフスタイルも変わってるので、年齢に合った金額設定に見直すことが重要です。

【医療保障】

39歳で見直した時、「パート収入と家事を支えている奥様が担っている家事の負担分もカバーするにはこれだけ必要です!」と言われ入院保障10,000/日の医療保険に入っていました。

でも今は会社員。病気で仕事を休んだ場合は1年6か月まで「傷病手当(注2)」が出ます

2023(令和5)年9月1日~30日に退院した人を対象とした調査では、入院した平均在院日数は28.4日(注3)という結果もあるので、入院しても傷病手当で日数は賄えることが分かります。

ということで、日額10,000円も出る保障はいらないと判断。入院保障日額5,000円に変更し、月額≒4,000円から月額≒2,500円に。これで年間≒18,000円の節約に成功!

注2:直近12か月の標準報酬月額を平均した額の30分の1に相当する額の3分の2に相当する金額(休業した日単位で支給) 引用:厚生労働省「傷病手当金について」

注3:入院日数の一番長い「統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害」の569.5日も含む
引用:公共財団法人生命保険文化センター

複数の保険会社を比べて見直しをする!

どんな保障が必要かひとりで判断できない時は、迷わず無料相談サービスを使いましょう。

そんな時にお勧めできるのが生命保険の無料相談サービス【マネードットコム】

マネードットコムをお勧めできる理由は何といっても商品だけでなくファイナンシャルプランナー(以下FP)も比較して最適な相談が可能な事です。

最近ではいろんなところで見かけるようになった保険比較できる窓口やサイトですが、FP担当者は原則1人のことが多いです。その点マネードットコムは複数のFPから提案が聞けるので、実際に面談して自分に合ったFPを選ぶことができるんです。(しかも何人会っても無料!)

サービス名複数FPとの比較自宅訪問店舗ありFPの提案自由度コメント
マネードットコム
◎ できる(紹介制)◎ 可能✕(オンライン or 訪問)◎ 保険以外も相談しやすい比較重視派向け!
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中立的で保険の押し売りが少ないこともおすすめポイントです。商品に偏らないFPも多く、老後資金・資産運用・ライフプランなど広く相談できるのも嬉しいですね。

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【結果発表!】賢く節約すれば固定資産税分は取り返せる!

私が引っ越しを機に固定費を見直して節約できた金額はこちら!

項目見直し前見直し後年間の節約額
火災保険約93,000円 / 5年約43,000円 / 5年約9,000円
光熱費約8,500円 / 月約7,000円 / 月約18,000円
ネット回線+携帯代約9,000円 / 月約6,700円 / 月約27,600円
生命保険約11,000円 / 月約6,500円 / 月約54,000円

全部合わせて年額108,600円の節約になりました!!しかも、固定資産税額以上の節約に!

しっかりと見直しすれば、一度手間を掛けるだけで毎年節約できるんです!

“一括見積すると、あとの営業の対応が面倒…” “1か月で1,000円程度しか変わらないんでしょ…?!”など思う人もいるかもしれませんが、ちょっとの努力でこれだけの節約ができるので、ぜひ頑張ってください!

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